リルテックについて
リルテック(一般名、リルゾール)は、「筋萎縮性側索硬化症(ALS)の病勢進展の抑制について効能がある」ということで厚生省より許可されましたが、日本国内で行われた第三相試験においては有効性が確認できなかったことから、今後10年の間その使用が「全症例登録」により毎年集計して、その結果を厚生省に報告するように義務づけられています。従って、この薬の試用には、下記の「特別調査」または「使用成績調査」のための患者さんの同意書と調査に対する協力が義務づけらています。
用法・用量:1日量100mg(2錠)、朝夕の2回に分けて内服する。
副作用:
肝障害、貧血、めまいなどを生じることがある。
製造発売元:
アベンテイスファーマ株式会社
調査について
- 特別調査:
本剤の有効性と安全性の確認を目的とします。
対象患者:
- リルゾールによる治療歴のない患者
- 世界神経学会(WFN)の診断基準で、「確実(definite)」、または「ほぼ確実(probable)」であること。
- 調査開始時点で18〜75歳であること。
- 罹病期間が5年未満であること。
- 努力性肺活量が理論正常値の60%以上であること。
- 気管切開未実施例であること。
その他、対象から除外されるものとしては、
- 病名の未告知の患者
- ALSの他の治験薬が投与されているか、投与予定の患者
- 投与開始の2か月以内に気管切開術の施行が想定される患者。
- 痴呆あるいは重篤な精神症状のある患者。
- 妊婦、授乳婦。
- 投与前の臨床検査値(GOT,GPT、クレアチニン)の異常のある患者。
調査項目-
日常診療の範囲内で可能な限り2か月毎に神経学的診察、臨床検査(血液検査、尿検査、呼吸機能検査)を行う。
- 使用成績調査
本剤の副作用の調査です。
対象患者:-
上記の「特別調査」の対象者以外で、この薬を服用する全べての患者です。
2001年3月までは半年毎に、それ以後は1年毎に厚生省に報告することが義務づけられています。
調査項目:-
日常診療の範囲内で可能な限り2か月毎に、神経学的診察、臨床検査(血液検査、尿検査、呼吸機能検査)を行う。
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