身体障害者のための施設や団体にはどのようなものがありますか?


  1. 授産施設

    障害者を収容し、物品製造に当たらせて、収入を得させる施設です。社会福祉法人が経営する場合が多いようです

  2. 神経筋難病の長期療養施設

    筋ジス患者(児)は、全国の国立療養所27施設に専門病棟2,500床があり、重症心身障害児(者)に対しても国立療養所79施設と国立精神神経センターに専門病棟8,080床が用意されております。前者に対しては、民間施設はありませんが、後者には社会福祉法人などの民間施設があります

        筋ジストロフィー専門病棟を持つ国立施設一覧

  3. 筋ジス病棟のひとこま
    筋ジス少年バンド(ガオバンド)の演奏光景(国立療養所筑後病院提供)
    TAKE OFFなどオリジナル曲のCDも製作しています。

    一方、筋ジスや重症心身障害児(者)以外の長期療養を必要とする神経難病(筋萎縮性側索硬化症、脊髄小脳変性症、多発性硬化症など)の患者さんも神経内科専門医が常勤する国立療養所に多く入院するようになってきており、神経難病病棟となっているところが少なくありません。これらの神経難病は濃厚な看護・介護力を必要とするために、国立療養所ではマンパワーの不足など多くの問題点が指摘されております。しかし、これら神経難病患者の長期療養としては、現在の所、国立療養所が最も適していると考えられ、国立療養所に収容される神経難病患者の数はますます増加することと予想されます。

    神経難病病棟でのひとこま
    風船割りを楽しむ脊髄小脳変性症の患者
    (国立療養所筑後病院提供)

    神経難病病棟でのひとこま
    花見をかねた散歩風景、人工呼吸器を付けた患者さんも参加しています
    (国立療養所犀潟病院提供)

  4. 介護療養型医療施設(老人病院)、介護老人保健施設、介護老人福祉施設(旧、特別養護老人ホーム)

    高齢化社会の到来とともに、日常生活要介護老人が増加しております。これらの老人(65歳以上)を収容する施設としてこの3施設がありますが、主として勤務すべき医師の数で区別されます。すなわち、患者100人あたりの医師数は老人病院3、老人保健施設1、介護老人福祉施設1(非常勤で可)となっています。一方、要介護でも在宅で過ごされる方も多く、高齢化社会における要介護老人の在宅ケア、施設ケアは大きな問題になっています。

    介護療養型医療施設について
        あなたの町の介護療養型医療施設
          (介護療養型医療施設連絡協議会のホームページから)

    介護老人保健施設についての質問は、
        全国老人保健施設協会

    介護老人福祉施設とは

    心身に著しい障害があるため寝たきりであったり、それに近い状態で常時介護を必要とし、家庭で適切な介護を受けることが困難な方のための施設です。また、施設によっては短期入所の機能を持っているところがあります。
    原則として65歳以上の方のための施設ですが、介護保険の特定疾病に指定されている病気の方は65歳以下でも利用できます。
    特定疾病とは?

  5. 身体障害者援護施設

    特別養護老人ホームの入所資格は65歳以上(一定以上の身体障害があれば60歳以上でも良い)であるのに対し、身体障害者援護施設はそれよりも若く、病状のあまり進行しない18歳以上の方を対象としています。
    神経難病では脊髄小脳変性症の患者の一部が利用しておられるのみのようです。

  6. 難病患者団体

    スモン、パーキンソン病、筋ジストロフィー、筋萎縮性側索硬化症などに対して全国的な患者団体が結成されており、団体によっては県別の支部が作られているところもあります。
    それぞれの疾患に対する医療、福祉向上のための運動を行っているほか、患者家族に役立つ情報を速くつかみ、知らせるという役割をも果たしております。

神経難病関係の患者団体リスト


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