新しい薬の開発には10年以上の長い時間がかかります。健康な動物である新しいの薬の毒性や代謝(薬がどう作用して、どこでどう壊れるか)がわかり、動物の疾病モデル(この場合MS)にその薬を使用して病気にたいする効果と薬の作用・副作用・各臓器への影響などが調べられて、問題がないときにはじめて、その薬が人に応用されます。まず健康な人にその薬を飲んでもらって、人の体内でのその薬の代謝・血中濃度などをしらべ、人体での安全性と容量を確かめます。
MS患者さんは、その次のオープン試験と二重盲検試験に参加することができます。オープン試験というのは、その実際の薬を飲み効果や副作用の有無をみるものです。二重盲検試験では、患者さんを本当の薬(実薬)を飲むグループと偽の薬(偽薬・プラセボ)を飲むグループの二つに分け、その薬を飲む患者さんもそれを投与する医師・看護婦・薬剤師の誰も、誰が実薬を飲み、誰が偽薬を飲んでいるかを分からなくしてある治療試験です。治験期間は薬により異なりますが、MSでは6ヶ月から3年に及ぶものまであります。治研期間の最後にデータを開いて実薬と偽薬の効果を統計的に比較して、その薬が本当に効くかの結論を出します。
この臨床試験には誰でも参加できるわけではありません。重い合併症があったり、妊娠する可能性があったり、年齢や症状に制限があったりします。
しかし、臨床試験には多くの患者さんの参加と協力が不可欠です。一つの薬の二重盲検試験には、日本全国で200人ぐらいのMS患者さんの参加が必要です。日本では、MSの臨床試験に参加する患者さんが少ないために新しい薬の開発や、外国からの導入がかなり遅れています。ここに述べました、MS患者さんの参加したオープン試験と二重盲検試験を行わないことには新しい薬を使う許可はおりませんので、新しい薬を使うことが出来ません。
今後MS患者さんの積極的な参加を希望します。今後の臨床試験に参加をご希望の方はどしどしご連絡ください。予定をお教えします。
治験参加の連絡方法について
問い合わせ先:
治験参加希望者への質問
氏名: 性別: 男・女 年齢: 才
住所:
連絡先:(電話 あればファクス
E-メイル )
現在MSの治療をうけている、または通院している病院名:
主治医の名前: 先生、 先生
・MSの発病年月日( 年 月 日ころ)
・貴方の病状はこの2年間で進行していますか? はい、いいえ
・もし進行しているばあいは、悪化回数は2年間では何回ぐらいですか?: 回
・現在の主な症状についてお答え下さい。
視力障害: あり、 なし
複視: あり、 なし
手足の運動障害: あり、 なし
運動障害の程度: 車椅子、 杖歩行、 ふらつき
感覚障害: あり、 なし
感覚障害の内容: 消失、 低下、 異常知覚・痛み
排尿障害: あり、 なし
・MRIをどの程度の頻度で撮ってもらっておられますか?:(月 回、 年 回)
・MRIで病巣があるといわれましたか?: あり、 なし
・造影剤を使った造影MRIをしておられますか? その場合、最近、造影される病巣があるといわれていますか?: あり、 なし
・現在受けておられる治療法は何ですか?:
プレドニン、メドロール、 その他の副腎皮質ホルモン剤、イムラン、エンドキサン、ブレデイニン、その他の免疫抑制剤、血漿交換、その他( )