- パーキンソン病だけを特異的に診断できる方法はありません。また、パーキンソン病と類似した病気は数多くあり、神経内科専門医でも診断に苦慮する例がしばしばあります。したがって、診断には患者さんの協力も必要です。
この項の目次
- パーキンソン病の診断に必要なことは
特定疾患でパーキンソン病関連疾患として取り扱われる病気には
- パーキンソン症状を示す病気の主なもの
- パーキンソン症状をおこしやすい薬物
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- 病歴と臨床症状
- 脳のCTスキャンやMRIあるいはSPECT、PETなどの画像解析検査、電気生理学的検査、血液・尿・血清検査、髄液検査などが必要な場合があり、これらの検査で他の疾患が否定されること、すまわち、パーキンソン病ではSPECTやPETを除くこれらの検査に特異な異常所見はありません。
- 抗パーキンソン病薬といわれる薬に効果があること
以上を参考に診断を確定します。しかし、どうしても少し経過を観なければ診断がつかない場合もあります。
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- パーキンソン病以外はパーキンソン病に類似した病気で、パーキンソン病の診断には神経内科の専門医をまず訪ねる必要があります。
以上のような多くの病気があります。これ以外にも、特に、本態性振戦、多発性硬化症などの病気も鑑別に重要なものです。
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- 近年医学の進歩が急速で、種々の薬が作られるようになりましたが、薬によっては、副作用としてパーキンソン症状がでたり、あるいはパーキンソン症状を悪化させたりすることがあります。以下の薬(向精神薬、抗不安薬、精神安定剤、制吐剤など)は必ずパーキンソン症状がでるというのではなく、その可能性がある薬です。服用している場合は必ず神経内科専門医におっしゃってください。( )の中に実際に使用されている薬の商品名が載せてあります。
- フェノチアジン系
- クロールプロマジン(コントミン、ウインタミン)
トリフルプロマジン(ベスブリン)
フルフェナジン(フルメジン、アナテンゾール)
トリフロペラジン(トリフロペラジン)
ペルフェナジン(トリオミン、PZC)
ペリシアジン(ニューレプチル、アパミン)
チオリダジン(メレリル)
- ブチロフェノン系
- ハロペリドール (セレネース、ケセラン、プロトンボン、リントン)
ピパンペロン (プロビタン、ルバトレン)
- チオキサンチン系
- クロルプロチキセン (トラキラン、クロチキセン)
- ジフェニルブチルビペリジン系
- ピモジド (オーラップ)
- イミノベンジル誘導体
- カルピプラミン (デフェクトン)
クロカプラミン (クロフェクトン)
- インドール誘導体
- オキシペルチン (ホーリット)
- 制吐剤
- メトクロプラミド (プリンペラン、モルペラン、プロメチン)
フェノチアジン系 (ノバミン、トレステン、ピレチア)
- 降圧剤
- レセルピン (レセルピン、セルパシル)
アルファーメチルドーパ (アルドメット)
- 脳循環代謝改善薬
- フルナリジン (フルナール)
シンナリジン (アプラクタン)
- その他
- スルピリド (アビリット、ドグマチール、ミラドール)
チアプライド (グラマリール)
ドンペリドン (ナウゼリン)
シサプリド (アセナリン、リサモール)
リチウム (リチウム)
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