失禁したり、小便がうまく出なくなったらどうしたら良いですか?

神経因性膀胱とは?

神経因性膀胱になると失禁したり、小便がうまく出なくなります。
排尿機能には、蓄尿機能と排出機能があります。蓄尿時には排尿筋は弛緩し、尿道括約筋が収縮します。これらの協調運動が円滑に行われるためには、排尿筋を支配する下腹神経(交感神経)と外尿道括約筋を支配する陰部神経(体性神経)が正常に機能することが必要です。神経因性膀胱はこれらの神経が障害されて生じる排尿障害です。

神経因性膀胱に対する対策

  1. 排尿障害に対する薬物療法

  2. 自己導尿(間欠的導尿)

    排尿困難が進み、急に尿が出なくなったらカテーテルによる導尿が必要です。
    導尿は1日5〜6回行います。市販で自己導尿セットがあります。

  3. 膀胱留置カテーテル

    自己導尿が出来ない場合や膀胱容量が少ない場合には、膀胱留置カテーテル(バルンカテーテル)を使用します。
    いろいろな材質があり、材質により2週あるいは4週間に1回交換します。

  4. 膀胱瘻(ろう)

    膀胱留置カテーテルが長期になったら、尿路変更の目的で行います。
    尿道を通さずに腹壁を通して直接に膀胱の中へカテーテルを挿入する方法です。
    カテーテルの交換は留置カテーテルと同じです。

  5. 膀胱洗浄

    長期にバルンカテーテルを留置する場合には、感染予防のために定期的に膀胱洗浄を行います。

失禁用下着用品
リフレ超うす安心パット(失禁尿量の少ない人に)、マジックテープタイプ、スーパー尿パッド(失禁尿量の多い人用でオムツ併用)

さわやかライナー、さわやかパッド(軽い尿もれの方に)、リハビリパンツ(歩ける方に)

紙オムツを買う消費者へのアドバイス(愛媛県生活センター商品テスト室から)


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便秘になったらどうしたら良いでしょうか?

神経難病患者は、運動量の現象、食事摂取量の低下、繊維の多い食品の摂取不足、腹圧がかけられないなどの原因によって便秘しやすくなってきます。パーキンソン病の患者では、薬の副作用で頑固な便秘を起こすことがしばしばあります。便秘が続くと頭痛、吐き気、食欲不振が生じてきます。また患者によっては腸の動きが障害されて腸閉塞を起こすことがあります。排便状態の観察と援助は大切な行為です。食事やマッサージ、温罨法などにより自然排便を促し、3〜4日排便がないときには下剤や浣腸、摘便を行います。
  1. 60〜110 mlのグリセリン浣腸をすることが多い。使用時は37゜C位に暖めて使用し、注入後5分ほどは我慢させましょう。
  2. 摘便
    宿便があるときや肛門孔より便が見えているのに自力では排泄できないとき、浣腸しても便汁のみの排泄しかないときには摘便を行います

    摘便の方法

    1. 市販の手袋を付け、人差し指に潤滑油を付けます。
    2. 肛門周囲をマッサージし、肛門括約筋をリラックスさせます。
    3. 口で息をさせて力まないように説明し、指を入れます。
    4. 便を肛門外にかき出す。腹部を押しながら行うと効果的です。


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