筋力低下のための歩行障害
神経難病では、病気自体が進行したために手足の筋肉が萎縮したり、筋力が低下して歩行が困難になることがあります。移動能力を保つために下肢の筋力の低下の状況に応じて杖を使ったり、下肢に装具を付けることが必要になります。
主治医や担当の理学療法士に相談して、それぞの障害に最も良い方法を見つけることが重要です。
一般的には、下肢の筋力の低下にしたがって
- 杖(一本杖、松葉杖、四点支持杖など)
- 歩行器(交互型四脚歩行器、キャスター付き歩行器など)
- 車椅子
- 電動車椅子
の助けが必要になっていきます。補装具の写真は
- 簡易型電動ユニット
- 手動車椅子(普通の車椅子のこと)に取り付ける動力で、この電動ユニットを付ければ、電動車椅子のように時速4kmで走ることが出来ます。通常の電動車椅子は非常に重量があり、車に乗せるのは容易ではありませんが、簡易型電動ユニットを付けた車椅子は普通の車椅子のように折り畳みもできますから、タクシーにも積めます。1回の充電で使用可能の距離は約4km前後のようです。
- 電動式座面昇降車椅子
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主に室内用ですが、車椅子の高さが自由に変更できるので、高い棚の上の物を取る時など便利で、また、回転半径も小さく狭いところでも自由に動けます。
これらの補装具は、何れも介護保険により市町村より貸与を受けるか、身体障害者手帳により給付を受けることが出来ます。
具体的には、病院の理学療法士、ソーシャルワーカーまたは市町村の福祉担当者にお尋ね下さい。
病気の自然経過により手足の運動機能が低下するほかに、身体をいたわって動かさないあまりに、病気の自然経過以上に運動機能が低下してしまうことが少なくありません。それを廃用症候群といいます。
廃用症候群について