- 今のところ、この病気を完治できる治療法や、病気の進行を止める方法は知られていませんが 、世界中の神経病の研究室や専門病院で熱心な研究が進められています。しかし、各種の症状に対する対症療法とリハビリテ−ションにより症状の緩和、改善が可能です。一部の疾患では、ヒルトニン(甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン;TRH)の筋注または静注により自覚症状がやや改善することがあります。また、不随意運動のあるときには、適量のクロナゼパムが、筋強剛、無動など錐体外路症状が問題になるときには抗パーキンソン剤が効果的なことがあります。
治療法の目次
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運動失調の薬物療法
起立性低血圧の薬物療法
排尿障害の治療法
痙攣に対する治療
リハビリテーション
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| セレジスト | (タルチレリン水和物) | TRHの誘導体 |
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- 臨床治験の成績ではオリーブ橋小脳萎縮症(OPCA)を中心とした患者さんの20%で運動失調の改善に有効であったとされています。
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- 医師の管理の下で、症状に合わせて服用すると症状の改善が期待できます。
| リズミック | 内因性ノルアドレナリン利用率の増加 |
| ジヒデルゴット | 選択的α1受容体刺激薬 |
| メトリジン | 選択的α1受容体刺激薬 |
| ドプス | ノルアドレナリン前駆体 |
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注意点など:
- ドプスはL−ドパの合剤(カルビドパまたは塩酸ベンゼラジドを含有するもの)と併用すると、昇圧剤としての効果が無くなるので注意を要する。
- ジヒデルゴットなどの昇圧剤は冬期に、手足の末端の血行障害を生じることがあるので注意を要する。虚血性心疾患などを持つ方も注意が必要.
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代表的な薬物療法:
- 以下のような薬剤をそれぞれの排尿障害の特徴に合わせて、医師の管理下で服用すると、症状の改善が期待できます。しかし、脊髄小脳変性症では、畜尿機能と排尿機能の両方が障害されていることが多いため経過中にいろいろ薬物療法を組み合わせても十分なコントロールが困難なことがあります。そのような場合には間欠的自己導尿法と持続的導尿法が必要です。
膀胱の収縮を強める薬物 | ウブレチッド | ベサコリン |
膀胱の収縮を弱める薬物 | ポラキス | バップフォー | プロバンサイン |
膀胱括約筋の働きを弱める薬物 | ミニプレス | ハルナール |
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- 間歇的自己導尿法
- 患者自身や家族により尿道カテーテルを用いて、1日に数回排尿するやり方です。
- 持続的導尿法
- フォーレ尿道カテーテルを膀胱内に留置し、膀胱から尿を持続的に排出するやり方ですが、毎日ないし2〜3日毎に膀胱洗浄を行う必要があります。また、フォーレ尿道カテーテルを挿入する代わりに膀胱瘻を作ることも勧められます。カテーテルの留置は医療従事 者への依頼が必要です。
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多数の抗痙攣剤があり、発作の型に応じて使い分けられておりますが、代表的なものは下記のようなものです。
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ジフェニルヒダントイン(アレビアチンなど)
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フェノバルビタール
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クロナゼパム
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カルバマゼピン(テグレトール)
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バルプロン酸
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- リハビリテーションを行なっても病気自体の進行を止めることは出来ませんが、理学療法士、作業療法士による訓練やADL調整により不自由な手足でも日常生活上、使いやすくなることができます。また、病気自体による症状の他に身体を動かさないために生じている症状(廃用性の機能低下)は機能訓練によって良くすることが可能です。また、機能訓練を継続することにより、廃用性の機能低下を予防できます。
運動失調による歩行障害の対策
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- タバコを吸った後、てきめんに身体のふらつきがひどくなる人があります。また、アルコールも小脳の機能を低下させます。他の疾患での注意と同様に、アルコール、タバコはすすめられません。コーヒー、紅茶などは影響がないでしょう。
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特定疾患とは
特定疾患の手続きをするには
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日常生活用具の給付や貸与を受けるにはどうすればよいのですか?
さまざまな福祉制度がありますが、福祉の援助を受けるためには、先ず身体障害者手帳の交付を受けることです。
身体障害者手帳の交付を受けるには
身体障害者手帳を持つと役立つこと
日常生活用具の給付や貸与を受けるには
脊髄小脳変性症でもも介護保険制度を利用できますか?
脊髄小脳変性症は、介護保険の特定疾病に指定されているので、65歳以下であっても介護保険の支給対象になります。
介護保険制度について
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